伊豆下田のCOZYZのマスター、コージーさんの訃報をききました。
居酒屋兼 ライブハウス兼 コージーさんの住まいのお店は、まずは片づけ!といって、車に色々な物を積んで、ライブが出来る場所を確保していただくことから始まります。
初めてCOZYZに行った時は、本当に片付くのか心配でしたが、宿に荷物を置いて店に行ってみると、なんとか片付いていて、ほほう!と思ったものでした。
コージーさんは自分は後でも大丈夫ですというような、一歩下がったところから、あたたかく見守っていているような、奥ゆかしい雰囲気を持った人でした。でも、大人ぶらなくて、友達のように接して下さって、とても話しやすくて年齢がいくつかわからない印象でした。
ライブ前の私はと言うと、下田で、はたして人は来てくれるのだろうかと、不安になっていました。
でも、ちょっと離れた場所にある初めて入ったおそばやさんに、私と対バンのU&Iさんの
チラシが貼ってあって、なんだか、嬉しくて、嬉しくて。
ありがとうございます!コージーさん。
私たちは、周りの人がいてくれて、やっと歌を歌える。
一人では、きっと歌えない。
歌えない人生では、きっと私は…。
だから、みんな、ありがとう。
そういうことを、教えてくれた場所が、COZYZかもしれません。
訃報を聞いた時はショックでした。
だけど、コージーさんの生きた証が、ブログやフェイスブックで少しずつ集まっていくのを見ながら、きっと、素晴らしい人生だったに違いないと思えてほっとしました。
素晴らしい人生を生きること。
それが、親や、友達や、知り合いや、周りの人々へできる、一番の恩返しなのかもしれないと思ってしまう、そんな今夜です。
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